次世代高温計測サーマルカメラ「Thermera」は、精密な温度測定を実現するために設計されています。この革新的なサーマルカメラは、温度計測において高い性能を発揮し、様々な産業分野での応用が期待されています。高度な画像処理技術により、リアルタイムでの温度変化を正確に把握することが可能です。Thermeraは、安全性と効率性を両立させるための最適なソリューションを提供します。

高温金属の温度計測を、もっと正確に、もっと安全に。
Thermera(サーメラ)は、2色式アルゴリズムを採用したサーマルカメラです。放射率による補正をキャンセルし、精度の高い温度計測ができます。ガラス越し・非接触での計測が可能で、温度計測の課題解決へとつながります。
2色式を採用した温度計測システム
2色式熱画像計測システム Thermeraは、“2色法”の原理を採用したサーマルカメラです。測定対象物に触れることなく、その温度分布を2次元で表示・計測できます。
選択した2波長の画像を取得できる専用カメラユニットおよびコントロール・解析ソフトウェアで構成されており、カメラユニットは計測温度帯、高フレームレート撮影、リアルタイム温度計測・出力など、用途に合わせて選定できます。
温度計測でこのような課題はありませんか?
放射率の設定が難しい
計測対象の材質、表面状態、温度、角度、距離などによって放射率が変わるため、一般的なサーマルカメラでは正しい温度の計測が困難なことがあります。
温度分布がわからない
熱電対は正確な温度の計測が可能ですが、点の温度しかわからない、ラインを流れている製品すべての温度の計測は事実上不可能などの課題があります。
高温物体の計測が危険である
接触式の計測手法では人間が計測対象に近づく必要があり、安全性がなによりも重視される現在の製造現場では大きな課題となっています。
Thermeraが選ばれる理由
放射率補正が不要
2色式アルゴリズムにより、放射率を設定せずに温度計測を行えます。金属表面の酸化や材質が異なる場合でも正確な温度計測を行うことができます。
リアルタイム監視と記録
温度分布画像の確認・記録だけでなく、温度データを撮りためていき、記録として残すことができるため、トレーサビリティの確保が可能です。
温度分布を2次元で可視化
Thermeraは”点”での温度把握ではなく、”面”で温度分布を認識するため、温度のムラを視覚的かつ定量的に確認・把握することができます。
設備への温度データ出力
温度記録だけでなく、温度データをリアルタイムにアナログ信号で出力も可能、また設定範囲外の温度になった場合アラート信号の出力も可能です。
観察窓越しの計測可能
赤外線ではなく可視〜近赤外波長を使用して温度計測を行うため、特殊なガラスを使用することなく観察窓越しに温度計測を行うことができます。
高速現象の温度解析も可能
Thermera-EXソフトウェアを使用することで、ハイスピードカメラで撮影した燃焼や爆発などの一瞬の現象からでも温度解析が可能です。
Thermeraの導入で実現すること
省エネ・生産性の向上
正確な温度計測によって、過剰な加熱を低減し省エネを実現します。また、Thermeraで計測した温度データを加熱制御装置に出力することで、生産ラインの加熱調整の自動化に貢献します。
トレーサビリティの向上
熱処理や冷却工程での製品温度を継続的にモニタリングし、データを常時取得し保存していくことで、製品温度のトレーサビリティを強化できます。品質トラブル時の原因究明にも役立ちます。

安全性の向上
高温体計測時に作業員が近づく必要が無いため、現場の安全性を確保することが可能です。また、効率的な温度測定により、計測時間を大幅に削減することで、現場の負担軽減を実現します。
代表的な活用分野
- 炉内温度監視
- 鋳造
- 圧延
- 高周波誘導加熱
- 異種金属結合
- レーザー加工
- 金属3Dプリンタ
- 火炎
導入事例

工業炉制御 窓越し
- 炉内対象物の温度を計測、加熱制御での品質向上
- 炉内対象物の加熱履歴記録、トレーサビリティの向上
- 観察窓越しの計測が可能

鋳造 注湯温度
- 湯の温度を高精度に確認し過加熱の削減
- 計測するにあたり個人差のない温度履歴の取得
- 省人化によるコストの削減と安全性の向上

連鋳工程の温度計測
- 流し込み温度を管理
- 切断前、切断面の温度を管理
- ストランド毎の温度管理・記録
- H鋼など形状のあるものを面で計測

圧延 面分布計測
- 圧延材料の温度ムラを面で高精度に取得
- カメラの角度や距離に依存せず温度計測
- 面内の好きなポイントの温度を出力

ロータリーキルン粉体温度計測
- キルン内壁の温度ムラを確認可能
- 奥から手前まで画像で記録可能
- キルン内の材料の温度を非接触で取得可能

線材の熱処理温度計測
- 細い材料も拡大して温度計測
- まとめた線材の温度分布も取得が可能
- アールがついた形状でも高精度に温度計測
サポート・温度校正
Thermeraは開発・製造を日本で行っているので、迅速にサポート対応が可能です。また、再温度校正も国内にて行います。

